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月刊LASDEC 11月号

月刊LASDEC(Local Authrities Systems Develoment Center)は、
財団法人 地方自治情報センターの発行する月刊誌。

購入は、政府系書店でしか取扱がない。
先日霞ヶ関の政府刊行物サービス・センターへ言って買ってきた。
陳列はされておらず、月刊LASDECありますか?と店員にたづねると
「XX号の月刊LASDEC~」と言って裏の作業所に入って持ってくるという
不思議な本である。

政府発行物サービス・センターという物に初めて行ったが
店員はスーツで、店員とお客との会話も政府系発行物の話であり
社内販売店で買い物をしている様な気分になる所である。

さて、月刊LASDEC 11月は、可知 豊さんのBlog で、紹介されていたものである。

この号の特集は、「OSSの新たな展開」でルポとして小樽市の島根県CMS導入について
深川市のOpenOffice.orgの導入の経過と利点、課題、今後の展望、さいたま市、高知県、長野県などのお話である。

興味深かったのは、高知県の川口さんの記事の以下2点である

1. 特許・著作権に関する記載
2. コミニティに関する記載

1は、県が特許・著作権を抑えることで、県内SIerを育て、継続的に支援するとともに自らのコストを限りなく0に近づけるというモデルだと思われる。

システムの第三セクターもどきの様な形である。その効果として地域雇用創出し、副次効果として使用料の収入 約9000万と言う。是非公民とわずに参考になる事例であると感じる。

(特許・著作権の費用計算方法が公開されているらしいが、読んでいないので、0に近づけるは推測:p)

2は、OSSかどうかは関係なく、(現在の判断として)全体として費用対効果が見込まれる「よいシステム」であれば採用する価値があると言う至極普通のことが書いてある一方。単なる利用者である県はコミュニティの果実を享受しているに過ぎず、コミュニティの成熟度によって導入を判断し、今は公然と使っていると言うことを言う以外 no ideaとしながら継続させるために経済的な要素の他にコミュニティの成熟度に寄与する何らかのアプローチが必要だと書いてある。

一般的な所でこの様な文章がでてることに私はとても興味深く感じる。「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」というサイクルがあるといわれるがOSSが受け入れられ本当の意味での成長期に入っていることを示唆しているように感じる。
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by foral | 2010-12-06 00:26